9月21日(月) 「19日 THE STREET BEATS LIVE 南相馬市 騎馬武者ロックフェス 人間と放射能とフェスの意義」

今回の日記

・福島第一原発付近の事

・そこで行われたフェスの事

・ビーツのライブ

・ブルーハーツのドラム梶さん

・アナーキーのギター藤沼さん

・泉谷しげるさん

の事を伝えます、ちょっと長いですが、できれば最後まで読んでみて下さい。





18日 23:00〜 渋谷より南相馬市へ

18日の夜はセロトニンドラムサークルでした。



前後しますが、今回のセロトニンドラムサークルのことは後日の日記で書きます。


セロトニンドラムサークルが終わりまして、そのまま友人の車にて南相馬市のフェス会場へ!!

まぁ、寝ずに行くわけで、そこそこハードでございます(笑)

翌日の昼にライブなので、前日から行くことはちょっと考えれば想像がつくのですが、

うっかり18日の夜に予定を入れてしまった俺が招いた、面白いスケジュールなのでございます(笑)



帰還困難区域内



現在は高速道路にて南相馬までダイレクトに行けるのですが (※いずれにせよ原発の近くを通ります)

ナビの間違いもあり、昨年から通行が可能となった、帰還困難区域内を南北に貫く一般道国道6号線を通ることに。


この道は福島第一原発からわずか2.5kmであることから、

オートバイ、自転車、歩行者の通行は禁止、

車も駐停車禁止、脇道への進入も禁止、窓は閉めることが求められています。


これまで震災直後から、石巻〜大槌、宮古までの様々な被災地を何度も訪れ、様々な感情が沸きつつも、

最終的にはいつもそこに住む人々のエネルギーを感じていました。

しかし、この地域は全く違います。

町があるのに人が居ない。

人が全く居ないという景色に、漠然とした恐怖すら感じたのでした。


走りながら撮っているので、写真が曲がってます。

あともっとわかりやすく凄い景色もあったのですが、個人宅なので載せないことにしておきます。











人のエネルギーって凄いんですね。



19日 8:00 南相馬市 騎馬武者ロックフェス会場着

帰還困難区域内を抜け、わずか10分程で南相馬市のフェス会場に到着。


友人はこの日に現地にてテントでの宿泊なので、まずはテントを!!

借り物にて、誰も作り方がわからない!!

でも、出来た!!(笑)

 



思わず記念撮影(笑)


そしてここは、放射線量が高い帰還困難区域内からわずか10分です。

ここでのフェスは適切なのか?様々な意見はあると思います。



人間と放射能とフェスの意義

南相馬在住のバンドマンの何人かと話す。



共通して聞いた話が、震災以来4年半、

現在住める場所で、原発に一番近い町である南相馬に住み続けてる人々の誰もが、

特に身体に不調が表れるわけでもなく、すこぶる元気なんだそうです。

別に放射線は大丈夫と言っているわけではありません、ただこうした現実があるのもまた事実。


そして彼らは南相馬市在住というだけで、ホテルの宿泊を断られたり、車に落書きをされたりしたんだそうです。

これもまた事実。


生きていく上では様々なリスクがあります。

例えば、ストレス、コンビニ弁当、インスタント食品、ファーストフード、タバコ、酒、薬、昼夜逆転生活、運動不足、公害、etc

どれもこれも限度を過ぎれば心と体に毒物が溜まり、その症状はやがて解毒として体の表面に表れるようになる。

これを更に薬で抑えると、行き場を失った毒は塊と化す。


俺は個人的には、放射線量が高い所に住むより、これらの方が発ガン性や心の病気率、自殺率が高いのではと思ってます。


また「何も気にしない」とうのも一つの選択であり、これが悪いとは限らない。

俺のお爺さんは酒タバコを止めないまま、1度も寝たきりにならずに96歳で大往生しました。



これもまた事実。


そして「好きな音楽を聞いて体を動かす」

これによる免疫力と解毒力が高まることは科学的にも証明されており、凄い効果であることもまた事実。


ということで、気にする人は来なければいいだけであり、それが悪いことでもなく各個人の考え方であり、

そして俺は、ここに住む人達のためにも、このフェスの意義と効果があると思っています。



THE STREET BEATS ライブ



やはり南相馬の人達は元気だぁ!!

めちゃ気持ちが入ったライブができました!!



BEATSは結成以来一度も止まらずに全国ツアーを続け今年32年目、

この秋のツアー初日は福島県、素晴らしい。


そしてフェスを取り上げた朝日新聞の記事には、22組もの出演者が居たなか、何故かビーツの写真が!!

ビーツが記者の心を掴んだこともまた事実。





太陽ドラム ライブ

ブルーハーツのドラム梶さん率いる打楽器チーム。

観るのを楽しみしていたのですが、突如梶さんのお誘い頂き、急遽参加することに!!



しかも俺が叩くドラムセットはブルーハーツ時代のセットそのまま!!なんと光栄な!!






この写真、梶さんを後ろに立たすなんて、俺がリクエストしたわけじゃないよ!!(笑)

気づいたら、後ろに3人が!!


まずは地元のヤマブシの方々のほら貝、そして地元の小学生達の和太鼓演奏。




地元の園児達と梶さんのセッション。




そして近くにいる人全員で太陽ドラム!!



 


梶さんは日頃から太鼓を通して福島の子供達を元気にする活動を行っているんですよね、素晴らしい。




お疲れ様でした!!





泉谷しげる ライブ

様々なバンドが出演する中、泉谷しげるさんはギターの藤沼伸一さんと2人きりでのライブ。

これが本当に素晴らしかった。


ちなみに、藤沼伸一さんの世界を見る知識と思考はもの凄い、

個人的には世界的脳科学者「苫米地英人」に勝るとも劣らないと思っています。


ちなみに、俺のバンド人生に影響を与えた10人を挙げるなら、

泉谷しげるさん、藤沼伸一さん、梶原徹也さんは外せない。


途中、泉谷しげるさんのMC

「おいっ!!南相馬っ!!常磐道が通ったからって調子に乗ってんじゃねぇぞぉ!!」

「お陰で早く着いちゃったじゃねぇかぁ!!来年も来れちゃうじゃねぇかぁ!」


なんて愛のある言葉なんだぁ、

南相馬を”可哀想”という目線で見ていないわけです。


その後、散々お客さんを楽しませ、笑わせておいての名曲「春夏秋冬」

サビのところにきて、

「いいかぁ、自分のために歌え、声は小さくてもいい、自分のために歌うんだ」と


今日ですべてが終わるさ

今日ですべてが変わる

今日ですべてがむくわれる

今日ですべてが始まるさ


泉谷さんがね、よく見ると、ステージで歌わずに、涙を流しているんですよ。

お客さんも凄かったな。

涙腺崩壊ですよ。


最後には客席に降りてきて「写真撮れ〜!!」って笑わせて終わり。

本当に素敵でした。





その後楽屋にて主催の方と話してまして、その場で本当に来年の出演を決定してました。

愛ですね。

著作権的にいけない事かもしれませんが、最後に「春夏秋冬」の歌詞を載せておきます。



「春夏秋冬」 作詞:作曲:泉谷しげる

季節のない街に生まれ
風のない丘に育ち
夢のない家を出て
愛のない人にあう

人のためによかれと思い
西から東へかけずりまわる
やっとみつけたやさしさは
いとも たやすく しなびた

春をながめる余裕もなく
夏をのりきる力もなく
秋の枯葉に身をつつみ
冬に骨身をさらけ出す

今日ですべてが終わるさ
今日ですべてが変わる
今日ですべてがむくわれる
今日ですべてが始まるさ

季節のない街に生まれ
風のない丘に育ち
夢のない家を出て
愛のない人にあう

となりを横目でのぞき
自分の道をたしかめる
また ひとつずるくなった
当分 てれ笑いがつづく

今日ですべてが終わるさ
今日ですべてが変わる
今日ですべてがむくわれる
今日ですべてが始まるさ

今日ですべてが終わるさ
今日ですべてが変わる
今日ですべてがむくわれる
今日ですべてが始まるさ



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