12月16日(木) 「11日 THE STREET BEATS LIVE!! 渋谷O-WEST 明るい気

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この日は異色の企画。

ライブ直前に、スクリーンに映像。



それは、岩手県大槌で行われていたテレ朝社員の研修時に、

大槌に人が、テレ朝社員に、支援を続けるOKIさんの事を伝えた事から始まり、取材を受け、12月5日に放送された、

テレ朝系列ニュース番組 "広島ホームテレビ Jステーション!” で取り上げられた特集、

勇気の曲で“ロック”がつないだ被災地と広島のきずな

関東では見る事が出来なかったので、今回見てもらおうというOKIさんの粋な計らい。


これが感動もので、泣けるんだぁ、、、

誰かユーチューブにアップしてくれないかな、


以前の日記でも取りあげましたが、その内容をザックリ説明しますと、


岩手県大槌のビーツファンからの1通のメールにより始まったOKIさんと大槌との繋がり、

津波被害でためらっていたが、OKIさんの言葉に背中を押され、

この夏に結婚した、仮設住宅で暮らす夫婦が、震災前から決めていた広島へ新婚旅行に来て、

原爆で大槌と同じく瓦礫の町となったが、見事に復興を果たした広島を見、勇気ずけられ、

改めて大槌の復興を誓う。


といった、15分にまとめられた内容。

ちなみに放送1分当たりにかかる平均取材時間は4時間だそうです(確か、)

これがまた、アナウンサーが案外いい事言っててね、感動的なんですよ。。。


自分も見られて良かったし、お客さんにとっても凄くいい事だったと思います。


そして、その映像の直後に、、、いつものオープンングの曲が流れ出し、



ライブ!!

その流れは、手前味噌ながら鳥肌ものでした。


そして、1曲目は ♪楽しみを見つけたいなら 自分で動いてゆくしかないさ

という歌いだしで始まる ”叫ばなければ” という曲。


僕が15年ぶりに参加したライブの1本目、今年2月5日新宿LOFTの1曲目も ”叫ばなければ”。

あの時は震災前でしたが、日の丸の入ったGジャンを着てライブをしたんですよ、

やはり広島のバンド、ビーツからは”和”を感じるので。


がしかし、ライブで着るには重くてね(笑)、それ以降あまり着なくなったんですよ、

がしかし、、、今年の締めのライブが、最初のライブと同じ ”叫ばなければ” で始まるのか!!と思い、

そして、今は日本が一つになって頑張ろうとしている時!!

これはもう一度、日の丸Gジャンを着なければ!!と感じ、着てライブをしました。


いい感じ!! 

いい感じに重い(笑) というか後半物凄く重い!!

がしかし、お客さん達の熱い想いに比べれば、全然身軽です。


というのも、

ステージに出ると、ニュース映像を見終わったばかりのお客さん達の多くが、

「ビーツ!!」と叫びながらも眼を潤ませている。

ちなみにですが、

決して、お涙ちょうだい的なシーンは無く、希望に溢れたシーンしかない映像。

悲しみではなく、感動の涙です。


お客さんのパワーがガツンと来ましたね、いい顔をしている。

そして、ふと2月5日のライブを思い出したのですが、あの時よりも確実に身軽に動いている。

手前味噌ながら、同じ曲で始まった事により感じた成長。


その後も、熱くいい感じ。

何かこう前に向かって、いい流れで全体が転がっていくようなライブ。

気持ちが熱くなり過ぎちゃうと、それはそれでいいんですが、重くなっていくんですよね、

この日は、熱いんだが、それでいて軽快!!


そしてOKIさんのメッセージは、歌詞とMCが相まって伝えられていく、

この日は12月11日、震災の日と同じく11日、あれから9ヶ月。

油断すると、時と共に忘れてしまいがちな、今も続いている東北復興への道。

ビーツに関わっていると現在進行形である東北復興への道。

東北の想いが、OKIさんを、ビーツの曲を通して関東に、日本中のビーツファンに伝えらていく。

関東の、日本中のお客さんの想いが、東北のビーツファン伝えらていく。

ビーツに届けられた支援物資を、ツアーとは別に毎月東北に運ぶOKIさん。

全国を回るツアーバンドだからこそ出来る事を、最大限に行って来たツアー。

その最終日。

最終日にふさわしいライブだったのではないかと思います。

個人的にも、現時点での今年のベストライブだったような気がしてます。

本当に素晴らしいライブでした!!



打ち上げ

 ライブ後のO−WESTにて

この日は、大槌からも多くのお客さん。

みんなで打ち上げ。

非常に明るく、いい気が流れている。


大槌からのお客さんの殆どが家や大切の物を流されてしまっているのにも関わらず、非常に明るい。

ビーツも明るい。



ちなみにですが、久々に再会したエンリケさんからも

「牟田君のドラムは明るい」って3回位褒めて頂きました。

明るい、って褒められてるよね?(笑)


何故こんな大変な事が起こった年なのに、明るいのか?

いやぁ勿論”明るい”という一言で済まされない事は重々承知しております。

一瞬にして大切な人を失った悲しみは想像すらつきません。


その上で、やはり明るい気が流れている感じを受ける。

それはベタな意見ですが、

やはりOKIさん、ビーツと、東北、大槌との間に出来た、今年の一文字でもある”絆”だと思うんですよね。


被災地の人々は勿論自分達で大いに頑張っている、

がしかし、ひょっとしたら、ひょっとしたら、

自分達だけで居たら、時折心が折れそうになる瞬間も訪れているのかもしれない、

そんな時 ”俺らは、みんなは、いつも東北を応援しているよ!!” というメッセージを発する事で、

おこがましいかもしれませんが、、、被災地の人々の背中を押しているのかもしれない。


そして被災地ではない僕らは、復興に向け頑張る姿を見るだけで、大いなるパワーをもらっている。

僕個人で言えば、以前に比べ、

多少の大変さは苦にならなく、改めて自分自身がもっと頑張らねば!と思うようになった。


そう言えば、

僕がやっているバンド越路姉妹の、3月には南相馬に、4月には石巻に物資を運んだボーカルが、

キツイ言葉ではあるが、とある状況において興味深い事を言ってました。

「あの被災地を実際に見て、何も変わらない人間は信用出来ない」


起きてしまった自然災害は仕方が無い。(原発事故を除く)

人間は地球と共に共存しているわけで、犠牲を伴う自然の変化を受け入れていかねばならない。


今回の地震と津波はとても悲しい出来事ではあったが、

今回の事で、心が得た事は沢山あったのではないかと思うんですよ。

そうでなくては亡くなった方々へ申し訳が立たない。


そして、その心の成長は今日も続いている。

それが、この打ち上げの”明るさ”だったのではないかと思うんです、


大槌のみんなに、OKIさんに、ビーツに感謝であります。



皆様

僕もまたこうして日記で伝えていく。

ふと、今一度東北を応援する気持ちが沸いて頂ければ嬉しいです。

僕自身も、ビーツやベッキーさん、越路、かの香織さんに触れ、今一度応援する気持ちが沸いております。


勿論、言われるまでもなく支援してるよ!!という意見もあれば、

じゃあ、何すればいいの?という意見もあるかと、

実は僕もわからないんですよね。

でも、何が出来るか考えてみる。

今日、今一度義援金ボックスに1000円入れてみる。

そして自分自身が仕事などなど頑張る。

それでいいんではないかと思ったりしております。


共に頑張りましょう!!よろしく!!



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