11月21日(月) 「18日 THE STREET BEATS LIVE!! 仙台 海と共に生きる

仙台

楽器店を探しつつ仙台の町を散歩。



ボジョレー解禁!!

そう言えば、昨年頃から、全く騒がなくなったよね、

ちなみにバーテンの友人いわく、

「出来立てのワインは安定感がなく、悪酔いする可能性があるのに、何故皆飲みたがるのだろう?」と・・・


そして楽器店にて、鈴などを買うつもり、何故なら、

20日ベッキー♪♯さんの野外ライブが、天気予報では降水確率70%で、

その場合、急遽アコースティックライブになる事になり、

カホーンは現場スタッフに渡してあるんですが、

鈴やタンバリンは渡してないので、仙台で購入するしかないと、

がしかし、購入すると、雨を受け入れる事になるな、、、と思い、購入しなかったのでした〜(※カホーンのみで演奏可能)



仙台 CLUB JUNK BOX

この日も東北各地から様々なお客さんがぁ!!

異様な熱気!!

ここ最近の東北ライブの熱さは凄い。。。


この日は普段1曲目にやる事のない”街の灯”という曲からスタート。

そのわけは後から聞いたのだが、

津波で壊滅状態の岩手県大槌に、テントにて、おらが大槌復興食堂なる一つの灯りが灯ったらしい。

ようやく一軒というのが大槌の被害情況の大きさを表している。

意味のある曲順。


途中MCにて「お前達の顔見ていると泣けてくるんじゃ」

確かに、そうなんだよな、

理由はよくわからないんだけど、東北のお客さんからは、なんか人の心をうつ人間力が出まくっている。

なんなら、人によっては震災とか関係ないのかもしれない、

役者とかやれるんじゃないだろうか?

変な話だけど、泣けてくるので、あえて見ないようにする時もあるくらい(笑)

ちなみに、勿論、同情ではないんですよ、なんかわからないんですよね。


そしていつもより長めのアンコール。

メチャクチャ熱いライヴでした!!


石巻から来てくれた三浦君と西川君と、




打ち上げ



家は流され、仮設に住む大槌の漁師さんと呑む。

漁を自腹で再開するか? 補助金を待つか?

町の意見も様々で、若手漁師としては立ち位置が難しいらしい。


そんな中彼の持論は、

漁師は海の近くに住むしかない。

津波が来たら逃げればいい。

家が流されれば、また作ればいい。

俺達漁師は昔からリスクと共に生きているんですよ、

海に出ても魚が取れない時もある、津波が来る時もある、大漁の時もある、

それが漁師、海と共に生きているんですよ。

それがいつしか、補助金で守られ、多くの漁師は、それを当てにするようになってしまった、

俺は補助金を待たず、自分のリスクで漁を再開します。


ゆとり教育君が多い中、リスクを背負う覚悟のある人間はカッコイイ。


そして背負わなくてもよかった、風邪なのに飲み過ぎ・・・というリスクを背負った俺は、

気づけば一人ホテルに向かい、気づけば一人立ち食い的な店でかけ蕎麦。



これが予想以上に美味しく、いい眠りについたのでした!!

良き1日だった。



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