5月18日(水) 越路姉妹 代官山へ 伝える8 <晴れたら空に豆まいて 報告会 5/14>」

1部 報告会

皆さんから預かった、義援金、支援金、物資をどのように活用したかの報告会。

現地の映像とトークにて1時間程。


 


改めて心打たれた。

ぱなし、ではなく
報告するというのは大事な事であり、そんな機会があってよかった。



ライヴ

いつもメンバーでライヴ!!

ヴァイオリンの雨ちゃんも参加!!




田中君

途中、ヘルプで石巻に行ってくれたベースの田中君がゲスト出演。

そういえば書き忘れた田中君エピソードを思い出した!

29日石巻に向かう大渋滞の東北道。

途中のサービスエリアにて、
俺の運転する車に乗った大量の機材を、田中君の車に載せかえねばならなかった。

がしかし、、、
サービスエリアは30分程並ばねば車が停められない程に大混雑にして、広大。

さて、、、どうやって機材を載せかえるか?

30分以上前に到着していたのは田中君。

そして俺も到着。

当然、自由な場所に停められるはずもなく、係員に誘導されるがまま。

すると、、、

何百台も車がいる広大な駐車場にて、、、
誘導されるがままに車を停めたら、、、

隣が田中君のプリウス。

そんな事あるんだね

そんな、なんだか縁を感じる田中君に、石巻で演奏した ”北国の春” と ”ふるさと” を演奏してもらう。




再びライブレポート

更に、サックスナイトの燻し銀な甲田伸太郎さんにも入ってもらい感動が増す。



本編最後は久々に ”涙” という曲。

ちなみにお涙頂戴な曲ではない。

今この時にベストな曲だった。





誰がために夢を行く

そしてアンコール前。

俺は、越路姉妹ライヴの時は、
タイムキーパー的意味合いも込め、携帯電話をドラムの横に置いている。

メール受信のお知らせ。

ライヴ中だが、なんとなく気になって見てしまった。

石巻の友からだった。。。


 また一人友の訃報の連絡があり、計3人の友を失いました。と
 この先バンドやDJを続けていいのかわからないです。と


その答えは、、、今からやる曲にあるような気がした。

それが正しい事だったかはわからないが、越路よう子に、そのメールを読んでもらった。

皆で気持ちを共有し、パワーを贈れればと思った。


そして、人生を歌った、、、”誰がために夢を行く” を演奏。

会場が一体となった。 とんでもない1曲となった。。。



そして ”上をに向いて歩こう”

凄いライヴだった。。



正解はわからない

最後にみんなで、石巻に思いを込め写真を撮った。俺の携帯で。。。


そしてメッセージを添え石巻の友に送った。


石巻ツアーに行けなかったお客さんから、

「自分は何にもしてないのではないか?と落ち込んでいた」と言われた。

義援金も物資も協力しているのにだ。

石巻に行ったチームには、何か共通のオーラがまとっているように見えたのかもしれない。

確かにそれも有り得るようなインパクトであったのは事実。

がしかし、、、石巻に行った側とてメンバー含め、迷惑ではないか?との迷いがあった。

実はドキドキしていた。

正解はわからない。


そして現地に行く事、義援金、物資だけが支援ではないと思う。

震災直後は音楽なんかより食料、その後は力持ち。

今は音楽も力となってきた感もある。

需要は日々変わって行く。


そして石巻の友から、

「すっきりしました、音楽を続けます」

といった内容の返信が来た。


みんなで映った写真が一人の人を勇気づけたわけである。

今日この瞬間は、、、ライヴをした、観に来た皆が一つになり、一人の友にパワーを送った、それが最大の支援となった。

それでいいと思う。



佐川急便

ギャグで始めたバンドだったのに、
特に目的を持たぬ、みんなの、自分達の息抜きの場を作るバンドのはずだったのに、

今は東北とのパイプ役を担い始めた。

越路姉妹は、越路よう子の10年の歴史は、このためだったのかもしれないな。

今後はずっとパイプ役をまっとうしていくのではないだろうか?


石巻に足を運ぶ越路のメンバーが特別みんなより頑張っているわけではない。

たまたまバンドマンなんていう時間に融通がきく人生を送っているに過ぎない。

石巻の旅の最終日は、翌日、相馬市へ向かうよう子&和子を残し、俺も帰宅した。

理由は、、、、翌日は月曜日、娘を保育園へ連れて行くのは主に俺の役目だから。

自分の生活を犠牲にしてまで支援をする程の経済力&パワー&時間は、今の俺にはない。

今回旅に行けなかったメンバーとて同じである。

行けなかった理由は仕事だが、それ以前に子供が何人もおり、
他の家族を助けるために、自分の家族をなえがしろにしてしまっては本末転倒である。

変な話だが、、、越路は無理をしていない。


なので現地に行けない事を引け目に感じる事など全くないと思う。

そして、、何かしたい!!がどうしたらいいのか・・・?と想い溢れるならば、、、

無理せず、大いに、越路姉妹を利用してくれればいいと思う。

演奏出来る、気持ちも運ぶ、佐川急便のごとく。


今回石巻に行き、いくつか気付いた事がある。

支援した物資がどう役立ったか?を支援した側、関東に伝える。という事は予定通りだった。

同時に、石巻側が、どんな人達が、どのように支援してくれたか?を知る事が嬉しいと思ってくれる、という事。

東北の状況を関東に”伝える”という事ばかりに気をとられ、、、、関東の状況を、東北に”伝える”という事を忘れていた。


よって、残念ながら、4/15など物資調達ライヴの模様の資料を持って行ってなかったのだが、
東京チームのお客さんを紹介出来た事で、それなりに伝わったと思う。

なので次回は関東側の映像なども運ぼうと考えています。


またみんなでパワーを送りましょう!


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