向き不向き


三浦和義・ライブ・トークショー
「こわいもの見たさライブ、痛快・現代人別帳」 Vol.8に行って来ました。

今回のゲストは、私立探偵の小原 誠さん

まず驚いたのが、、、
探偵を雇う値段が高いという事、
いわゆる素行調査だろうが、なんだろうが、、、
1週間位調べてもらうのに、100万前後
1人辺りの時給が1万5千円位、
というのも、生命の危険に関わる事もあるからなんだとか、
わかりやすい例が、
コワイ人達系に関わる調査とかではなく、
単なる浮気調査だったとしても、
尾行の際に、赤信号でも追わなくてはならない、、、とか、、
ナルホド、、、確かに、単純に危険だぁ、
ちなみに、ヤク○に軟禁とかあったそうです、
よっぽどの事がない限り、探偵なんて雇えないんですな、

にも関わらず、、、
東京にある私立探偵事務所は約4000社
7、8000人の探偵がいるそうで、みんなそれなりに忙しいそうです、
世の中には、そこまでして調査して欲しい事が、、、そんなに、あるんですね、

そして、その際に、
超小型高性能な盗聴器、盗撮カメラ、GPS、などなどを使う事もあるらしいですよ、
そんなもん使われたら、、、絶対に逃れられないですな(笑)
調査という目的がなかったら、犯罪と変わらない?
あと、赤外線カメラを覗かせてくれたんですが、、、
凄い、、、映画や「24」で見た映像と同じ!!
本当に暗闇が見える!!
恐ろしい世の中ですね、

東国原知事とか、
「家にはいろんな人が泊まります」なんて言ってたけど、
とっくに盗聴器や盗撮カメラ付けられてるんじゃないかな、
しかも遠隔操作でON、OFF出来るそうで、
OFFにされると、盗聴器発見器でも発見するのは難しいんだとか、
更には、ダミーで発見される用をつける事もあるんだとか、
そして、一番怖いのが、それらは全て
秋葉原で10万円以内で買えるという事、
政治や企業開発系のシークレットな場所なんか、
ほぼ付けられてたりして、
いやぁ〜怖い、

ちなみに僕は、子供の頃、探偵に憧れていたのですが(笑)
探偵の条件とは、
1・見た目が、どこにでもいそうな、特徴のない普通の人である事
2・何時間でもじっと待っていられる忍耐力がある事、
3・・・・
もはや、全く向いてない・・・
俺は金髪で落ち着きがなく超せっかち・・・
松田優作の工藤ちゃんや永瀬正敏の濱マイクなんて、、、
有り得ないんですね(笑)

そして、今回、大きく気づいた事が、
申し訳ないんですが、
話が、つまらなかった、、、のですよ、
今思えば、、、
今まで見てきた、このトークショーのゲストさん達は
右の方、左の方、任侠の方、元警察の方、
皆それぞれに強い思想があり、自らが主張したい人達、
しかも常に人とのコミュニケーションをとっている人達、
という事で、
トークショーという意味では素人にも関わらず、
根本的に表現上手であったのでしょう、
話に流れがあり、実に面白くて魅力的、
アッという間に、その話に惹きこまれてしまうのですよ、
ところが、
探偵というのは、
これは探偵の小原さん自身が言っていたのですが、
”人の行動を覗き見したい、裏側が見たい”
という初期衝動から探偵を目指すそうで、
尾行などの際に、その人を観察し、次の行動を予測し
それが当たる事に喜びを感じる、んだとか、
要するに、
自らが表現したいのではなく、誰かの表現を観察したい側の人、
なので、か?、とにかく、表現ベタだったんです、
話の内容は興味深いのですが、
話の流れが、実に悪い、、、
ここでは、結論や確信だろ、という所で、
無駄にオヤジギャクを入れ、話を見えにくくしてしまう・・・
引いてしまうような内容、タイミングでのブラックギャグ・・・
いらない説明・・・足りない説明・・・
その空気の読めなさは、
おおよそ38年のキャリアを持つ探偵には見えず、オーラもない、
絵に描いたような、どこにでもいそうなセンスの悪い、、、
ちょいエロオヤジ。

あ”ぁ〜〜〜!!!
探偵の条件その1
「どこにでもいそうな、特徴のない普通の人である事」
名探偵になると、そのあまりの普通さ、オーラの無さから、
尾行してるターゲットからタバコの火を借りれるんだとか、

私立探偵 小原 誠 恐るべし。