中日国交正常化30周年記念大型歌会に、
浜崎あゆみさんのバンドメンバーとして行って来ました!
日本では日中国交正常化と言いますが、
中国では中日国交正常化といいます、
上の垂れ幕がホテルの入り口に飾られていたのですが、
これを見て本気で「中日(野球)が来ている!」と思った人もいたようです、
ちなみに中国語なのになぜか”ご一行様”と”ご”だけひらがなでした、

ホテルからの風景&街並み
北京は2008年オリンピックに向け急速に近代化しています!
しかしすぐ隣にはスラム街があったりして、
しかも無理矢理樹木で隠されたりしていて、
とても共産圏とは思えない程貧富の差がひらいているように見えます。
街の十代の少年少女も、ボロボロの服の子もいれば、
ナイキのスニーカーに携帯を持っている子もいます。


45000人(コンサート時)入る2008年オリンピックのメイン会場である
「北京北京工人体育場」
恐くて写真には撮れなかったのですが、
警備員の代わりに大人数の公安(警察ではない)がいます。
公安は町中にいるのですが、
歩く時は必ず軍隊のごとく全員手足が揃っています、
そして客は基本的に全員座ってコンサートを見ています、
なぜなら立てば公安に怒られるからです、
数年前だったら逮捕されたそうです、
ちなみに僕みたいな金髪の人はいなく、どこからどう見ても出演者なのですが、
出演者パスを付けずに楽屋からステージに行こうとしたら・・・
捕まりそうになりました、コワッ!

今から書く事は北京にわずか2泊しただけの僕の憶測です。
北京、中国にはおそらく、たまに日本で起きる事件
”動物虐待”と言った事はないと思います。
ちなみに北京の街には猫や犬が全くいません、
いや、猫犬どころか動物が殆どいません、
これは憶測ですが・・・
中国にはなぜ”動物虐待”がないと僕が思うのか?
それは・・・
全部食ってしまうからだぁぁぁぁぁ!
中国人にしてみれば、数年前に日本で起きた”動物虐待”
「矢ガモ事件」は理解出来ないでしょう、
中国人にしてみれば・・・
「何故、矢が命中したのに食わないんだぁ〜」
と思うのでは、
多摩川に現れたアザラシのタマちゃん・・・
中国だったら保護もへったくれもありません、
おそらくとっくに食われてます、
そう言えば先日ラジオ番組に出演し、この事しゃべったらカットされました・・・
理由は動物愛護団体からクレームがくるかもしれないから・・・です。
なんだそれ!?
この事をヨーロッパの動物愛護団体は”残酷”と言うそうです。
特に犬猫を食べる事を”残酷”と言うそうです。
でも本当にそうなのでしょうか?
確かに動物をイタズラ半分に殺すのは、残酷であり犯罪です。
今の日本であえて犬を食べても残酷であり犯罪だと思います、
そこを責めるのは正当です、
しかしその国の元来の食文化を責めるのはどうでしょう?
その国の元々の食文化ならいいのではないでしょうか?
我々だって西洋人だって牛、豚、馬、鳥、魚等を食べています、
食するために殺すと言うことは毒殺は出来ないはず、
ということは、自分も食べているくせに想像したくないのですが、
相当残酷な殺し方をしているはずです、
そしてそんな辛い職業をしてくださる方がいるお陰で、
我々は生活出来ているわけです、
さらに別の角度から話をするならば、
豚を食べてはならない国があります、
その国から見れば西洋人や日本人だって残酷です、
動物愛護団体・・・
自分が食べる肉はスーパーで買い、その出所は考えない・・・
自分がペットで飼いたい動物を食べる民族は残酷・・・
ナント自分勝手な団体なのでしょう!
全く動物の肉を食べないか、
もしくは自分で食べる肉を一度自分の手でさばいて食べてから、
物申して欲しいものです。
おもしろおかしく話すつもりでしたが・・・
つい熱くなってしまいました(笑)
ちなみに写真は、いちおうVIP待遇で食べさせてもらった
中華料理フルコースの一部、
平和の鳥と言われる・・・
ハトです!!!
平和の鳥をぉぉぉぉぉ〜!
昔、アグネスチャンが
「日本の公園でハトを見ると、美味そう」
と言っていたのを思い出しました、
もちろん中国の公園にはハトはいません(笑)
味は・・・まぁまぁ
天安門広場と天安門、
とにかく広い、広すぎる!紫禁城にも入ったのですが、
あまりの広大さに、その写真を撮っても逆にその規模が伝わりません・・・
ちなみに紫禁城の中央に行くためには写真の天安門くらいの大きさの門を、
あと3回くらいくぐらないとたどり着けません・・・
日本の城とはくらべものにならない大きさです、
もう一度あらためて「ラストエンペラー」が見たくなりました。
北京・・・
ご覧のように(あまり写ってないが)たくさんの自転車、
そして車、バスが縦横無尽に走りまくります!
実は北京で一番驚いたのがこの事でした!
向こうのコーディネーターにこう言われました、
「日本人、道、歩く時、ホント、注意してくさいね!轢かれるね!」
マジでビビッタ!!!!
交通事情が滅茶苦茶!!
横断歩道だろうが、なんだろうが、
車が本当に突っ込んでくる!
そして人も自転車も車の前に平気で出る!
みんな自分が前に行く事しか考えてない!
譲り合い、モラル、そんなもん全くな〜い!
中国でそんな事言っていたらおそらく一生道が渡れなさそうです。
しかもあんまり信号がない!
北京は道が凄く広くて、片道4車線計8車線あったりするんですが、
それでも信号が少ないのです、
そして老若男女皆平気で道を渡ってしまいます!
だから朝から晩までクラクションは鳴りっぱなし!
タクシーも滅茶苦茶に走ってて、
日本のタクシーも相当交通モラル低いと思うのですが、
中国に比べたら全く比じゃない!むしろ良心的!
って言うか北京は道がレース場、サーキットなわけですよ!
タクシーの運転手、いや運転手皆ドーパミンでまくり!
人が道を渡っていようが、なんだろうが物凄い勢いで走り抜ける!
だから常に急ブレーキとクラクション、
ただ意外だったのが、急に割り込まれても怒らないんだよね、
それは・・・
ラッシュ時の新宿や渋谷駅で肩がぶつかっても、
それが当たり前過ぎて腹が立たないのと同じなんだろうね、
ちなみに接客も日本に比べたら相当ひどいです、
でも慣れると、こっちも気を使わなくていいから楽かもしれないですね。
中国に行って道を横断する時は要注意!!
なんの肉を売っているのか分からない屋台と庶民的な食堂、
サソリの串焼きなんていうのも売っています、
エンリケさんと、ビール飲み、 四川坦々麺、水餃子、焼き飯を食べ、
もう食べたれないという所でお会計、1品約3元、ビール大瓶4元、
合計1人あたり約10元、日本円にして150円!安い!
でもホテルのメニュー、輸入品、外資系はそのままの値段!
スターバックスもあるのですが、コーヒー一杯20元!誰も飲んでいません。
マックのセットは20元くらいでした。
日本に帰ってきてからニュースを見ていたら、
「国交正常化30年、中国の若者は日本をどう思っているのでしょうか?」
というテーマをやっており、中国の若者に
「日本についてどう思いますか?」
と北京でインタビューしていました、
そして殆どの答えが・・・
「好きでもなければ嫌いでもない」
ナットク、
僕が見た北京からすれば(たかが3日いただけですが・・・)
この質問自体が愚問なのでは、と思います。
北京の人は・・・
急速に発展している、
資本主義に変わりつつある国の情勢下にいる北京の人は・・・
相手が日本人であろうが中国人であろうが西洋人であろうが、
そんな事は関係なにのではないでしょうか、
何よりも大切な事は”己が前に進む事”なのでは、
そして失敗しても成功しても自己責任、
無理矢理道を渡ろうとして車に轢かれても自己責任、
揚げパン食って、やせ薬飲んで・・・・自己責任、
日本からすれば乱暴な粗雑な国に見えるかもしれませんが、
僕は案外好きかもしれません。
でも、やっぱ日本がいいや!