ゴールデンサークルが終わってしまった、
そして打ち上げをした、
俺は打ち上げでいろいろな人としゃべるのが好きだ、
いろいろな人の価値観を聞くのが好きだ、
しかし・・・
昨日の打ち上げはあまり楽しくなかった、
さらに言うならば、今もあまり楽しくない、
いきなり衝撃的な始まりの文章だがなんて事はない、
なぜ楽しくなかったか、
それは2日間のイベントの演奏が終了した時点で、
そのあまりの充実した楽しい感動の時間を過ごし事で、
俺の2日分のパワー、気力を使い切ってしまったため、
感極まり、脱力、放心状態になり、
誰かとしゃべるのが面倒くさくなってしまったからだ、
要するに・・・
そのくらい素晴らしいライブであった。

寺岡呼人　宮田和弥　忌野清志郎　斉藤和義+北川悠仁（ゆず）
以上４アーティストのバックでドラムを叩いたわけだが、
どれもこれも本当に素晴らしかった！

寺岡呼人さんのステージ、
やはり名プロディーサー、呼人さんの曲は素直にいい曲であり、
演奏していて気持ちがいい、
今回はイベントなので数曲しか出来ず、
少々残念ではあったが最高であった。

そして宮田和弥さん、
ここでは何曲かジュンスカの曲をやった、
正直俺はあまりジュンスカを知らかったのだが、
この日かつてのジュンスカ人気の理由が分かった気がした。

斉藤和義+北川悠仁（ゆず）さん、
ここでは斎藤さんの曲を1曲と、
後は、かつての日本の名曲を披露！
やはり名曲はいつもでたっても名曲なのだ、
特に寺尾聰の「ルビーの指環」
みんなであのサングラスで登場！
心から楽しかった！最高！

そしてあの忌野清志郎オンステージ！
まずは弾き語りユニット「セムシーズ」による演奏
僕らは楽屋のモニターテレビで見させてもらいました、
生放送でセムシーズ！
ギリギリ過ぎる・・・
しかも2曲目には
「あこがれの北朝鮮」
♪北朝鮮はぁ〜いい国ぃ〜
　海岸に1人で立っていれば拉致してタダで連れて行ってくれるぅ〜♪
　キムと呼べば皆振り向くぅ〜♪
　いつか仲良くなれるさぁ〜♪
結論としては平和を唱える曲なのですが・・・
それにしてもこの時期・・・
生放送でギリギリ過ぎる・・・
いや・・・どうやら無理やりCMになりカットされていたらしい・・・
そして・・・
戦争反対を真剣に訴えるメッセージを語りだす、

「俺の夢はこの世界から戦争が無くなる事・・・・
　昔はこんな事を言っては、青臭いって言われたけど、
　もう十分、歳をとってやったぜ！」と

打ち上げで"ゆず"の北川君が僕にこんな事を言いました、

普通、アーティストが"戦争反対"的なメッセージを語ると、
どこかポーズに見えたり、
偽善的に見えてしまったりする事も少なくはないけど、
何故、清志郎さんが言うと素直に心に響くのか？
それは・・・
本当にそう思っているからではないか・・・と、
ナルホド、そうかもしれません。

そしてそんな忌野清志郎さん訳詞バージョンの
ジョンレノンの「イマジン」
心に響いたぁ・・・
感動しました・・・
眼がうるみました・・・
参りました・・・
清志郎さんのイマジンには最後に、
原曲にないメロディーが付け加えられています
♪みんなぁ〜裸で笑ってるぅ〜♪と
深いぃ・・・

そしていよいよ清志郎さんの演奏をするがために、
呼人バンドいざステージへ
「イマジン」で感動したままいざステージへ
そして・・・
名曲オンパレード！
「つきあいたい」
「多摩蘭坂」
「キモちＥ」
「ドカドカうるさいＲ＆Ｒバンド」
「雨上がりの夜空に」
を次々と演奏！

メンバー全員が高校時代にＲＣのコピーをしていた経験が、
おそらく皆が涙をこらえながら演奏していたのではないでしょうか、
感動です
・ ・・・・
言葉につまります
・ ・・・・
本当に感動しました。

音楽をやっていると、
特にそれを職業にしていると、
演奏している時が必ずしも楽しいとは限りません、
そしてそれは決して悪い事ではありません、
状況、環境、人間関係、趣味、義務感、体調、
いろいろあるのです、
なので楽しくない時があったとしても、
それはある意味仕方の無い事なのです、
むしろそっちの方が普通かもしれません、
仕事を"楽しむ"という事は案外難しいものです、
そして案外忘れがちです、
しかし・・・
「寺岡呼人企画ゴールデンサークル」
そんな忘れがちな、
それでいて、実はとても大事な"楽しむ"という事を
"これでもかぁ〜"と言うほど思い出させてくれる、
とてつもなく楽しいイベントです、
今回も参加出来てマジ幸せです、
"ドラムやってて良かったぁ〜"
と思わせてもらいました。

寺岡呼人さんに感謝！
また呼ばれるよう日々精進ですね、

みなさ〜ん！ありがとぉぉぉ〜！

なぁ〜んかまだ、
祭りの後の寂しさって感じだなぁ（笑）