永遠

 

永遠という言葉から想像出来るものは数多くあると思う。

しかしその多くは愛だったり友情だったりと精神的なものが多いだろう。

なぜならば、形ある物は、いずれ必ず壊れるからだ。

ソニーのウォークマンにいたっては1年で壊れる。

愛や友情。

結婚式などでよく誓われる永遠の愛。

はたまた家族愛や親子の愛、そして永遠の友情。

みなどれも美しい。

しかしながら、日本全体では1分間で何組もの夫婦が離婚している。

同僚の裏切りでいくつもの会社が倒産している。

ニュースを見れば幼児虐待の事件が耐えない。

こんな狂った世の中で、永遠なんて言葉からは何も思いつかない!!

こんな汚れた大人達の世界で永遠なんて言葉からは何も・・・!!!

こんな世の中に永遠なんて無いんだ!!!

な〜んて、金八先生ばりの熱いキメ台詞を言って、今回はあっさりコラムを終わらせてしまおうかと思ったのだが、残念ながら、あっさり思いついてしまった。

永遠と聞いて真っ先に思いつくもの、そんなの決まっている!

愛でもなければ、友情でもない、それはもちろん・・・

「ヤマトよ永遠に」だ!

銀河鉄道999、キャプテンハーロック等の名作を生み出した松本零士の、最大の名作とも言える、宇宙戦艦ヤマト。

「ヤマトよ永遠に」に限るわけではなく、宇宙戦艦ヤマト自体に永遠を感じる。

永遠とは言っても、この漫画は永遠の名作だ、などと言った評論家の類の意見ではない。

ヤマトに夢中になっていた、小学生低学年の頃というのは、おそらく宇宙については学んでなかったと思う。

そんな中、宇宙戦艦ヤマトを見る事によって初めて、その存在を知り衝撃を受けたのは今でも覚えている。

ヤマトでは、数十万光年と言うフレーズがよく出てきた。

意味がよく解らず、宇宙の本を読んだりした。

1光年とは、光の速さで1年かかる距離。

自転車で隣の駅に行くことすら遠く感じる小学生にとっては衝撃の距離だ。

光の速さで1年、大体、光に速度なんてあった事自体に驚いた。

そのスピードは1秒間で30万キロ、地球を7週半出来る、この世で最も速く移動するものである。

新幹線では、光、こだまとあるが、音速は1秒間に340メートル、とても光の速さと比較するようなものではない。

ちなみに太陽までは確か光の速さで8分くらいだったような気がする。

という事は僕らが見ている太陽は8分前の姿である。

太陽系の一番外側の冥王星にいたっては、その40倍、3時間20分もかかる。

案外遠い。

そんなスピードをもってしても1年かかる距離とは、いったい、どんな距離なのだろうか?

しかも宇宙戦艦ヤマトにいたっては100万光年もの旅をし、敵と戦う。

もちろん漫画の世界ではあるが、その中に出てくる銀河系等の名前のいくつかは、実在するものである。

そこが僕にとってヤマトという漫画のたまらない魅力でもあった。

ここで宇宙戦艦ヤマトを全く知らないという人には素朴な疑問が湧いてきたはずである。

100万年光年もの距離を旅していたら、80年が平均寿命の人間は死んでしまうではないか?

いやいや、ヤマトにはワープがある。

一瞬にして、何万光年も移動してしまうのだ。

しかも「ヤマトよ永遠に」シリーズにいたっては、連続ワープが出来るのだ。

そこは漫画である、この広い宇宙をテーマにワープでもしなければ、火星辺りを行ったり来たりの、ものすごく地味な漫画になってしまう。

それにしても宇宙は広い、まさに永遠といった類のものを感じる。

仮に人間が光の速さで移動出来るものを作ったとして、生まれてすぐ乗ったとしても、40光年より遠いところに行ったら帰ってくるまでに死んでしまうのだ。

にも関わらず、我々が住む地球が属する太陽系の属する銀河系の大きさは10万光年、厚みが1万5000年光年もある。

その大きさは、ただでさえでかい太陽系を1cm だとしても、日本の大きさくらいになってしまうのだ。

そしてそこには、2000億個もの星が集まっている。

なんとでかいんだ!

漫画等でもよく聞く、銀河系から最も近い銀河、マゼラン星雲でさえも17万光年。

次に近い銀河が、アンドロメダ星雲で212万光年である。

あれだけ漫画に登場したアンドロメダ星雲は光のスピードをもってしても、212万年もかかる距離にあったのだ。

そこは太陽系を1cmとしてもヨーロッパより遠い。

その存在を地球でどうやって確認したのか知らないが、仮になんらかの方法で見る事が出来るのだとしても、その姿は212万年も前の姿である。

212万年前、まだ人類が誕生していない。

猿人で300万年前、ジャワ原人、北京原人で50万年前、クロマニオン人で5万年前、日本列島最初の人類においては、わずか1万年前である。

それなのに光の速さで212万年。

逆に今日現在、アンドロメダ星雲が存在するのであれば、少なくとも、あと212万年も地球から見られるのだ、まぁその時に人類が存在しているかは疑問だが。

そして、そのアンドロメダ星雲でさえ、2番目に近い銀河であって、その向こうには、さらに無数の銀河があるという。

気が遠くなってきた。

宇宙とは、なんと広いのであろう。

平均寿命80年の人間からすれば、この宇宙、結婚式で永遠の愛を誓っておきながら、すぐ離婚してしまう夫婦、はたまた永遠の信頼関係を持っていて当然と思われる友人、いや親子同士でありながらの殺人事件の起きる現代において、唯一永遠なものなのではないだろうか。

ひとつ思い出した事がある。

ヤマトのテレビシリーズ最終回で、ハッキリとは覚えていないのだが、ユキが死んでしまったかのようなシーンがあった、そして主人公でもありユキを愛していた古代進が、そのユキを抱きかかえながらヤマトの操縦席にやってきて、彼女の死に涙しながら彼女に地球を見せた、がしばらくするとユキが奇跡の生還を果たし、みんなが喜ぶ、という感動のシーンがあった。

それを見ていた小学生の僕は感動し泣いた。

これが僕の、自分が痛かったり悲しかったりしたのではなく、自分以外の何かに感動して泣いた最初の経験である。


そして、おそらく人間の存在、死、愛などを意識した最初の経験であったかもしれない。

何かに感動する気持ち。

少なくとも、感動屋の僕は、生きている間は永遠に無くすことはないと思う。

永遠と聞いて即座に宇宙戦艦ヤマトを思いついた本当の理由はこっちだったのかもしれない。

 

ゲストコラム 嘉多山 信 河村 隆一他様々なアーティストでプレーするセッションギターリスト

 
いやっほ〜、永遠ってな〜に〜?それは私よーん!プルンプルン〜(何の音?)。
つーわけで、私に科せられたテーマは、「永遠」で〜す。 イヤ〜ン、そんなこと考え たことナーイ、えっ?私はだれかって?申し遅れましたが、牟田君とは、1996年に、萩原慎太郎バンドで出会い、最近は、ESB(エンリケスペシャルバンド)でよく同 じステージに立たせてもらっています、「嘉多山  信」と書いて「かたやままこと」と読む、世間一般では、がっちゃんなどと呼ばれている、まあ、ギタリストのはしく れでございます。

 まあ、テーマの事はさておき…。 いや〜、でも早いもんですな〜、ねえ、牟田君、 初めてあの笹塚のスタジオで会ってから、もう30年以上たってるんですねー。お互 い歳をとるわけだー、はっは〜、うっそ〜。 で、最近はど〜なのよ、牟田ちゃん?え っ、なになに、どかどかドラムをたたいてるって?知ってるよ、そんなこと、えっ?私?じゃかじゃかギター弾いてます、えっ?そんなこと知ってるって?うわ〜奇遇〜 !スゲー!僕達、永遠の友達でいよーねー。 あっ!これって、エ・イ・エ・ン…。

 とまあ、いつのまにかテーマにそった文章になってしまいましたが、まあ、そんな 事は良いとして…。もおおっ!最近本当に暑いっつーの!まだ7月も始まったばっかだっちゅ〜の(パイレーツ)、ほんとに、永遠に続きそうなこの暑さ…、はっ!ああ っ!うッ!、エ・イ・エ・ン…。

 えー、最近私は、この暑さの中、情けない事に夏カゼをひいてしまい、熱が38度 から下がらないまま、ライブ3日間3連チャン、直後に炎天下の中、某歌手のプロモーションビデオの野外ロケ(at こどもの国モーモーうしさんもいたよ〜ん、あっ! )、まったく、身も心も休まる時間が無く、「ああ、このつらい時はいつまで続くんだろうか…、これもそれも日頃の行いが悪いせいだ、ああ、なんだかわからないけど ごめんなさい、私が悪かったです、うっうっ」、などと弱音を吐いていました。
 でもなんですな、病は気から、とは良く言ったもので、「チキショウ、おれはカゼなんて ひいてなんかいないんだっ!その証拠にこれはどうだっ!」、なんつって、近所を5キロぐらい、う〜とか言いながら全力疾走したら治りました(本当)。 私ってバカ? 。
 でも、熱が出ていた時は本当に、このまま永遠に治らないかと…、ヤダッ!ドンド ンドン!(机をたたく音)はっ!(気付く)、エ・イ・エ・ン…。

 なんて事はさておき、あの5年ほど前の慎太郎バンドのリハは大変だったよね〜牟 田ちゃん、みんなも聞いてよ、だってライブの予定も無いのに、連日連日のリハ攻撃!サウンドがかたまっていくどころか、煮詰まっていくばっかで、ホントーに、この ままずーっとリハが永遠に続くかと…、しゅっ(?)が〜ん!イヤッ!アアッ!、エ・イ・エ・ン…。
 で、もともとは牟田ちゃんとの出会いは、ある人を介してだったよね、そう、ある 人とは、バイシクル、ESB、その他で御活躍、もとバービーボーイズのベーシスト…、ああっ!しまった!(なにが?)うっ!ハアハア、ピヨッ!(?)、エ・ン・リ・ ケ…。(エしか合ってないやんけ〜!)。 ちなみに薬師丸ひろ子は、カ・イ・カ・ン。

 まっ、このように(どのように?)、エイエンなんてものは、ないのです、ありえ ないのです、あったとしても軒の下です(意味不明)、もともと点とか、線とかが存在しないがごとく、我々の意識の中で、なんとなく認識、それも考えれば考えるほど 、曖昧に認識されているだけなのです。 まあ、唯一永遠と言う言葉があてはまるとすれば、時間、そう、永遠の時のながれっつーやつですか、と言っても、その時間と言 う認識も我々が死んでしまえばそこで終わり、まあ、死後の世界がうんぬんかんぬんつーのは、私死んだ事無いし、しばらくは、死ぬ予定も無いのでワカラナーイ、 で、 こっちおいといて、もしかしたら、我々の存在が消えた、意識すら無になったその瞬間、それが真の永遠というものなのかもしれませんな…、 なんつって、でもよくワカ ラナーイ、あんまりこんなこと考えてると、また熱が上がりそうなのでやめたやめたっと、だって私バカだも〜ん、 あっ、そう言えば、バカは死ななきゃ治らないって言 うよね、でも、死んだ時点でバカっつーのは、いわゆる無になる訳で、と言う事は、バカっつーのもこれまたひとつの永遠、てこと? よ〜し、やったー、これだこれ、ま だ当分は死なないにしろ、おバカな私は永遠ってことだ〜、ワ〜イワ〜イ、いやっほ〜、 永遠ってな〜に〜?それは私よーん!プルンプルン〜(何の音?)。 つーわけで 、私に過せられたテーマは、「永遠」で〜す。 イヤ〜ン、そんなこと考えたことナーイ、えっ?私はだれかって?申し遅れましたが、牟田君とは、1996年に、萩原慎 太郎バンドで出会い…、(以下永遠に続く…)

 

 

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