SHORT ESSAY
   




こちらのエッセイは

2007年3月東京新聞に連載されていました。

 
札  の  辻

  10年前の芝浦はまだ倉庫街で、人が暮らすには不十分な環境でした。

ところが現在では、次々と高層マンションの建設が進み、それに合わせて、大型のスーパー店が建つなど、街の様子がみるみる変わりつつあります。

今年中には、人口が2万人増えるとも言われていて、1年後にはいったい、どんな状況になっているのか想像もつきません。

お正月には増上寺に参拝に行きますが、割合に行列することもなくのどかにお参り出来る事も魅力の一つでした。

そのお正月の風景も変わることは覚悟しなければならない気がします。

お正月の参拝の後には、目の前を走る箱根駅伝の選手を応援するのも楽しみの一つになっています。

この駅伝や、東京国際マラソンは、第一京浜を走りますから、札の辻あたりで偶然通行止めに合い、応援する事も、度々ありました。

その同じ場所を、今年2月、初めての東京市民マラソンで沢山のランナーが走っていきました。実はその約3万人のランナーの中に、私がいつもお世話になっているネイルサロンのネイリストさん達、私と同年代の女性3人が参加して、悪天候にも関わらず見事に完走を果たしました。

発端は『走る』魅力に心を奪われてしまった一人のネイリストさんの呼びかけからサロンスタッフ一丸となっての挑戦でしたが、結果は彼女達の言葉を借りると『感謝感謝のマラソン』だったそうです。

テレビ画面を通じて観た私の目にも沢山のランナーが東京を一斉に走る光景は新鮮で興奮しましたが、実際に走った彼女たちは寒い中、沿道で暖かい声援を送ってくれた見知らぬ人達の声に励まされ、それはそれは、とても感動的だったそうです。

その彼女達によると、あの東京マラソン以来、皇居で走る人の人数は明らかに増えていると聞きます。

学生時代マラソンが大嫌いだった私でさえ興味が湧いたのですから、もしかしたらマラソンブーム到来なのかもしれませんね。

 


 

 

 

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