水玉物語
活動報告
海部俊樹の声
中央政策研究所
はなみずき会
皆様からのメッセージ
リンク
メール
TOP

最新情報
平成17年6月20日中日新聞インタビューから

大切なのは政策論争

今年、結党50周年を迎える自民党。
愛知県連も25日に節目の年の大会を開く。
自民は県議会では過半数を占めていながら、国政選挙では苦戦が続き、愛知は”民主王国”とさえ言われる。
いま愛知の自民が抱える課題とは何なのか―。
党を内外から見てきた海部敏樹元首相(74)=愛知

結党50周年25日に大会
愛知自民の課題
9区=19日、名古屋市内で聞いた(福田 要)

―自民の県連会長が今回の大会で、一年ぶりに県議から国会議員にもどる。
「トップが国会議員でない都道府県は全国でごくわずかだ。
何かあった時、国会の場で県連トップに話しが通じるのはやはり心強い。県選出の議員たちには『国会議員が責任を持ち、泥にまみれて頑張れ』と励ました」

―今回の会長選に立候補したのは大村秀章衆議院議員(四五)=愛知13区=一人だったが。
「県連会長公選の選管委員長を務めさせてもらった。ほかに声を上げそうな国会議員も複数いた。本音では選挙になってもよかったという思いもある。みんなで思い切り燃えれば、細胞がよみがえり、それが党の活性化と体力増強になる。そして選挙結果には素直に従えばいい。人間の体も政党も同じだと考えていた」

―五十年の節目を迎えた自民の宿題とは。
「その場でものを言わず人がいないところであれこれ言うのが、自民党が今まで持っていた体質だ。次期会長の大村議員には『先頭に立ち、なるべく風通しをよくしてほしい』とお願いした。尾張、三河、名古屋の垣根をなくさなくてはいけない。足の引っ張り合いをやってる余裕はない」

―「民主王国」の中でどう自民らしさをアピールすればいいのか。
「特に国政レベルの選挙で大切なのは政策論争だ。個人攻撃ではなく次元の高い議論を展開すれば有権者の政治への見方はきっと変わる。自分は郵政民営化に賛成の立場だが、法案に対する賛否の論争も徹底的にやればいい。ただ、そこでは本質的な議論が必要になる」

―具体的には。
「国民資産を預かる巨額の郵貯が官僚に非効率的な使い方をされ、国民の怒りを買ったことは間違いない。一方、効率だけで割り切らず、同時に使い勝手のいい過疎地の特定郵便局を維持する工夫が必要だ。大きな問題と小さな問題の両方をきちんと論じていく姿勢が大事だ」

―愛知には愛・地球博(愛知万博)後の県土づくりという課題もある。
「万博は心配になるほどの入場者を集めて順調だ。もともと堅実さで知られる愛知の大きな自信につながる。万博が打ち出す『環境』についても名古屋のゴミ減量が周辺自治体にうまく波及している。万博も足元のゴミ問題も全国に対して胸が張れる成果だと思う」